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JALUX 空港内店舗を刷新、ブランド認知へ通販商品も展開

2017年11月30日 10:12

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 JALUXでは実店舗の販売チャネルと通販との連携強化を進めている。11月21日には羽田空港内で運営している実店舗について初の大規模リニューアルを行い、通販取扱商品のラインアップなども展開。空港利用者に向けて自社ブランド認知の拡大につなげていく。

 新店舗(画像)は羽田空港内の第1旅客ターミナルビル1階(到着ロビー階)で、これまで「BLUE SKY(ブルースカイ)」エアラインショップ1・2号店として営業していた2つの隣接店舗を統合し、「空と旅」をテーマにしたセレクトショップ「BLUE SKY FLIGHT SHOP(フライトショップ)」としてリニューオープンしたもの。

 店舗面積は291平方メートル。通販カタログと同じ名称の「FLIGHT SHOP」を店舗名に入れ込むことで、来店者へのブランド訴求を図る。

 売り場は3つのカテゴリーに分かれており、「お土産・食品」エリアでは定番の土産菓子に加え、JALグループで取り組む地域活性化プロジェクトの関連商品のコーナーを新設。加えて国内線ファーストクラスの機内食に採用された菓子類も取りそろえている。

 「航空関連雑貨」エリアではモデルプレーンや同店限定のJALオリジナルタンブラー、マグカップ、トートバッグをはじめとする「JALオリジナルグッズ」を販売。「旅行雑貨」エリアではオリジナルのトラベルファッションブランドである「TABITUS(タビタス)」商品をはじめ、同ブランドの実店舗で展開している各種スーツケースやバッグ、旅行・出張向けの機能グッズ、アパレル商品、機内通販誌「JAL SHOP」の掲載商品などを取り扱っている。

「タビタス」の 認知活動も強化

 また、これまで「タビタス」を中心とした品ぞろえで展開していた東京・有楽町駅前の実店舗「JALプラザ TABITUS+ STATION」についても、来店者から通販商品に関する問い合わせも多いことから、今後は店内MDの再構築を視野に入れていく。今期からは、これまでは通販サイトのみで使える内容だったクーポンを同店舗でも使えるようにトライアルでの配信も行っている。

 そのほか、ポップアップショップ展開による「タビタス」ブランドの認知拡大も並行して実施。東京駅構内の商業施設「GRANSTA(グランスタ)」において、11月中旬の2週間で展開した期間限定店舗では販売目標値の190%という成果を記録している。

 「実店舗とウェブの融合はこれからも強化してマルチチャネル化を進めたい。12月からはFBも刷新していく予定。(ブランド認知は)時間がかかると思うが、地道に少しずつファンを増やしていく」(同社)とした。

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