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楽天 「おもちゃ大賞」を初開催、"子育て助ける"おもちゃ選定

2017年11月27日 11:16

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 楽天は11月16日、仮想モール「楽天市場」で販売するおもちゃの中から、"子供が夢中になる"というコンセプトで選んだ「楽天おもちゃ大賞2017 サポーテッド バイ 楽天ママ割」の受賞商品を決定したと発表した。「楽天おもちゃ大賞」は今年が初めての開催。楽天市場ではこれまで、「楽天グルメ大賞」など、食品ジャンルでの表彰は行ってきたが、ナショナルブランドを中心に扱うリテールジャンルでの表彰は初となる。

 楽天市場におけるおもちゃの年間流通金額は2桁成長を続けており、約5000店がおもちゃを販売。90%以上がおもちゃの非専業店という。同社ECカンパニーリテール事業部リテール戦略フループの松山秀勝マネージャーは、おもちゃ大賞のコンセプトについて「ユーザーにも大賞選びに参加して楽しんでもらえる形にした。今時の子育てはとても大変なので、その重圧から開放してくれるようなおもちゃを当社から提案したいと考え、賞の部門を決めた」と説明した。同社では妊娠中や子育て中の家族を対象に、実用的な情報や各種特典を提供する無料プログラム「楽天 ママ割」を展開しており、「おもちゃでママを笑顔にする」という賞の目的から、ママ割とコラボする形としている。

 おもちゃ大賞では、楽天市場におけるレビューの点数が4・5点以上で、レビュー投稿数が30件以上という条件を満たした商品をノミネート商品として選び、一般ユーザーからの投票結果に加え、東京大学大学院教授で「赤ちゃんラボ」代表の開一夫氏、玩具研究家で「キッズいわき ぱふ」代表の岩城敏之氏、楽天のおもちゃ大賞実行委員会による最終審査で決定した。

 子供が夢中になる「ぞっこんおもちゃ賞」、ぐずって寝てくれないときに役立つ「ぐっすりおもちゃ賞」、親や友達と遊べる「仲良しおもちゃ賞」、遊んでいる姿が愛らしい「きゅんとするおもちゃ賞」と、今年ニュースで取り上げられて話題を集めた「今年話題のおもちゃ賞」の計5部門。

 ビー玉を転がして木の音を楽しむ木製オブジェ「マリオブローニ カラコロツリー」(ぞっこんおもちゃ賞の0~3歳部門」や、無塗装の白木の積み木「積み木ブロック 100個セット」(仲良しおもちゃ賞の4~6歳部門」など合計8商品が選ばれた。今年話題のおもちゃ賞は、デビューからの連勝記録が話題を呼んだ、将棋の藤井聡太四段が子供の頃に遊んでいたことで有名になり、品薄状態が続いている、立体パズルの「キュボロ」が受賞した。

 楽天市場では、クリスマス特集の中におもちゃ大賞の特設ページを設けており、ママ割のメンバー限定でのポイント5倍キャンペーンも展開している。

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