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日本水産  独自原料でヘアケア通販に参入

2016年11月17日 10:30

 8-1.jpg日本水産がヘアケア通販に参入した。10月24日から美容オイル「オレンジラフィーオイル」を使ったシャンプーやヘア用化粧水の展開を開始。これまでは美容オイルのみの展開だったが、ラインアップを増やして広がりを持たせ、独自原料のオイルの価値をより分かりやすく伝えていく。美容オイルからのクロスセルもすすめる。



 新商品は、「天然オレンジラフィーシャンプー」(=画像、300ミリリットル、税別2800円)と「天然オレンジラフィーヘアミスト」(80ミリリットル、同2000円)。シャンプーには能登の海洋深層水を使う。2製品ともオレンジ果皮油やベルガモット果実油で香りをつけている。

 「オレンジラフィーオイル」は、日本水産の独自原料。ニュージーランド周辺に生息する深海魚、オレンジラフィーから精製したもの。肌なじみがよく、保湿力に優れていたころから、08年に生産を始めた。これまで国内で化粧品やヘアケア製品の原料として供給してきていた。

 通販での展開は14末から。「天然オレンジラフィーマリンオイル」を展開。すでにウェブや紙媒体を中心に美容オイルで新規獲得も行っている。

 美容オイルは、ハンドクリームのような使い方や、顔や肌、髪にも使える。ただ、オイルの価値をより分かりやすく伝えるため、ヘアケア商品として明確に用途を打ち出した。

 通販の主力商品は、トクホ飲料の「イマークS」。主要顧客は男性層になる。化粧品分野の商品展開を増やし、女性層の獲得を進めていく狙いもある。

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