マガシークは、4月14日からキュレーションメディア「MagaCafe(マガカフェ)」(=
画像)を本格始動している。
同社では、消費者が欲しいと思う瞬間を演出し、解決することをミッションとしている。従来は雑誌が欲しい瞬間を演出し、通販サイト「マガシーク」が解決の場となってきたが、雑誌離れに加えて出版社もECに取り組むなど、雑誌との関係性が変化しており、同社としても"欲しい"を演出する仕掛けが必要で、「マガカフェ」の取り組みはその一環という。
「マガカフェ」は服を売る場所ではなく、ファッションマガジンとして独立した世界観で読んでもらいたいことから、通販サイトと別ドメインで展開している。
配信する記事はキュレーションメディア「4meee!(フォーミー)」を手がけるロケットベンチャーが担当するが、同社が抱えるキュレーターには事前にテーマや商材、トレンド情報などを伝え、記事は両社で二重にチェックすることで質を保ちながら、毎日8本程度の記事を配信する。
ファッション系メディアは競合も多いが、マガシークのMD担当者が早い段階で吸い上げてきたトレンド情報などをキュレーターに提供できる強みを生かし、情報の鮮度と量を含めてEC運営企業にしかできないキュレーションメディアとして差別化を図る考え。
記事はファッションに特化しているが、同社の主要顧客層は30~40代女性でライフステージが多様化する年代でもあるため、反響を見ながら美容や旅行、グルメなどにも広げるとともに、「マガカフェ」で20代への接触を増やし、若い層の開拓にもつなげる。また、アプリ化も検討していく。
「マガシーク」で扱うアイテムは記事内の「販売サイトをチェック」ボタンから商品ページに誘導。「マガカフェ」経由の売り上げにこだわる一方、「メディアは面白くなければ存在価値がなく、一定の中立性は必要」(高松貴宏マガシーク事業本部UX・マーケティング部長)とし、通販サイトで扱いのない商品を紹介するケースもある。
記事は「マガシーク」のフェイスブックとツイッターの公式アカウントでも配信。従来であれば通販サイトで扱う新作の紹介やキャンペーン告知が中心だったが、記事をタイムラインに流すことで、「いいね!」数やシェア数に大きな変化はないものの、PVやリーチ数が上昇しているという。
新規読者の開拓はロケットベンチャーのノウハウを活用。SEOを意識したタイトルや記事構成で集客につなげる。
一方、「マガカフェ」の検索性については改善が必要で、フリー検索や話題のキーワードから選ぶことはできるものの、1日当たり8本程度の記事を更新していることから、カテゴリーやシーン別などでも検索できるようにしたい意向だ。
また、「マガカフェ」に掲載した商品の欠品対策も課題のひとつ。記事を読んで商品に興味を持った読者をがっかりさせないことは大事で、がっかり体験の積み重ねは「マガカフェ」の価値低下にもつながることから、ロケットベンチャーの協力のもと、運用面での工夫や改善を図る。
今後、キュレーションメディアとしての力が増してくれば、記事掲載できる強みを生かして、通販サイトの取引先ブランドに在庫を多く積んでもらう交渉にもつなげたい考え。現状では通販サイトの強化品番について、通常であれば1~2週間かかる記事作成を約3日で更新できる体制を整えつつあるようだ。
同社では、消費者が欲しいと思う瞬間を演出し、解決することをミッションとしている。従来は雑誌が欲しい瞬間を演出し、通販サイト「マガシーク」が解決の場となってきたが、雑誌離れに加えて出版社もECに取り組むなど、雑誌との関係性が変化しており、同社としても"欲しい"を演出する仕掛けが必要で、「マガカフェ」の取り組みはその一環という。
「マガカフェ」は服を売る場所ではなく、ファッションマガジンとして独立した世界観で読んでもらいたいことから、通販サイトと別ドメインで展開している。
配信する記事はキュレーションメディア「4meee!(フォーミー)」を手がけるロケットベンチャーが担当するが、同社が抱えるキュレーターには事前にテーマや商材、トレンド情報などを伝え、記事は両社で二重にチェックすることで質を保ちながら、毎日8本程度の記事を配信する。
ファッション系メディアは競合も多いが、マガシークのMD担当者が早い段階で吸い上げてきたトレンド情報などをキュレーターに提供できる強みを生かし、情報の鮮度と量を含めてEC運営企業にしかできないキュレーションメディアとして差別化を図る考え。
記事はファッションに特化しているが、同社の主要顧客層は30~40代女性でライフステージが多様化する年代でもあるため、反響を見ながら美容や旅行、グルメなどにも広げるとともに、「マガカフェ」で20代への接触を増やし、若い層の開拓にもつなげる。また、アプリ化も検討していく。
「マガシーク」で扱うアイテムは記事内の「販売サイトをチェック」ボタンから商品ページに誘導。「マガカフェ」経由の売り上げにこだわる一方、「メディアは面白くなければ存在価値がなく、一定の中立性は必要」(高松貴宏マガシーク事業本部UX・マーケティング部長)とし、通販サイトで扱いのない商品を紹介するケースもある。
記事は「マガシーク」のフェイスブックとツイッターの公式アカウントでも配信。従来であれば通販サイトで扱う新作の紹介やキャンペーン告知が中心だったが、記事をタイムラインに流すことで、「いいね!」数やシェア数に大きな変化はないものの、PVやリーチ数が上昇しているという。
新規読者の開拓はロケットベンチャーのノウハウを活用。SEOを意識したタイトルや記事構成で集客につなげる。
一方、「マガカフェ」の検索性については改善が必要で、フリー検索や話題のキーワードから選ぶことはできるものの、1日当たり8本程度の記事を更新していることから、カテゴリーやシーン別などでも検索できるようにしたい意向だ。
また、「マガカフェ」に掲載した商品の欠品対策も課題のひとつ。記事を読んで商品に興味を持った読者をがっかりさせないことは大事で、がっかり体験の積み重ねは「マガカフェ」の価値低下にもつながることから、ロケットベンチャーの協力のもと、運用面での工夫や改善を図る。
今後、キュレーションメディアとしての力が増してくれば、記事掲載できる強みを生かして、通販サイトの取引先ブランドに在庫を多く積んでもらう交渉にもつなげたい考え。現状では通販サイトの強化品番について、通常であれば1~2週間かかる記事作成を約3日で更新できる体制を整えつつあるようだ。