千趣会、DIYの空間アレンジ提案
2014年 4月24日 15:08
千趣会は５月発刊のインテリア・雑貨カタログ「Ｌｉｆｅｓｔｙｌｅｉｎｔｅｒｉｏｒ ｂｏｏｋ（ライフスタイルインテリアブック）２０１４夏号」で、中古住宅を快適な住空間に刷新するリノベーションなどを手がける夏水組とのコラボレーションによるＤＩＹ雑貨・インテリアの取り扱いを始める。同カタログでは、巻頭の企画ページで商品を訴求。空間デザインを専門とする事業者とのコラボにより、独自性を打ち出していく。
夏水組は、坂田夏水代表が武蔵野美術大学卒業後、２００８年に説立した企画・デザイン・設計会社。女性特有の感性を活かした店舗や中古マンションのリノベーション、シェアハウスのデザインなどを手掛ける空間デザイン集団として注目されている。
今回の取り組みは、モニター会などで「ライフスタイルブック」の利用顧客からＤＩＹの要望があったことを受けたもので、生活環境が変わりやすい女性に気軽なリノベーションを提唱し、個性的で遊び心のあるコーディネートやＤＩＹの提案に定評がある夏水組とのコラボ企画に至った。
商品は４月１８日から「ベルメゾンネット」で販売を開始しており、カタログでは、巻頭の企画ページ（１０ページ）で千趣会オリジナルの開発家具４型のほか、夏水組監修商品４５型を掲載。商品は、家具や人形、トイレタリー、ファブリックなど幅広いカテゴリーを扱い、価格帯（税込）は１６２０～５万６５２円。誌面では、夏水組の坂田代表が部屋をアレンジする様子や商品を配置した部屋のイメージカットなどで、"ＤＩＹ気分で楽しむアレンジインテリア"を提案する。
これまで「ライフスタイルインテリアブック」では、国内外のファブリックデザイナーとのコラボを多く手掛けてきたが、他分野の事業者との取り組みは珍しいケース。"住空間のデザイン"という新たな切り口の商品提案で、女性顧客の開拓を進める考えのようだ。
