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新サービスは「RECLO(リクロ)」(画像)。"クローゼットをリフレッシュしよう。"をコンセプトに、消費者が不用になったブランド品をお得に委託販売できるサイトで、スマホとパソコン版で展開。フリーマーケットに出品するのは面倒と感じたり、ハイブランドもお得に買いたいという25~45歳女性をコアターゲットに設定する。
通常、個人間のフリマサイトに出品する場合、商品の撮影からサイト掲載、問い合わせ対応、発送作業などは出品者自身で行う必要があるが、「リクロ」では一連の作業をアクティブソナーが代行するため、出品者は宅配キットにブランド品を詰めて送るだけだ。
商品が売れた場合、販売額が1万5000円未満であれば50%、1万5000円~10万円未満だと65%、10万円以上で販売価格の70%を同社が出品者に支払う。
販売面の仕掛けとしては、販売価格を5日ごとに5%値下げし、最大半額まで下げる「連続カウントダウンセール」を実施するなどエンタメ性をとり入れる。一方、商品が売れ残った際は出品者に返品するだけでなく、別の買い取り業者を仲介して出品者の"売りたい"ニーズに応える。
事業の肝となる商品調達面では、出品数が10点以上であれば自宅に商品を引き取りに行くサービスを東京23区限定で実施するほか、6月に配信予定のiPhoneアプリに「かんたん査定」機能を搭載する。これは、クローゼットに眠る服やバッグなどの写真をスマホで撮影するだけで当該商品のリセール相場を知らせる機能で、ユーザーの出品に対するモチベーション向上につなげる。
ブランド品の真贋判定は、鑑定業務の経験者を社内に置くほか、ブランド鑑定の専門会社であるサリナス研究所と業務提携。ユーザーが高額品の鑑定書を必要とする場合、オプションの有料サービスとして提携先の鑑定書を用意するという。
同社では、2015年9月期に顧客単価2万5000円、常時出品数5000点、年間販売点数4万5000点、会員数30万人を目標とし、売上高は15年9月期で11億5000万円、17年9月期には40億5000万円を掲げる。