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インフラッツ、雑誌コラボ商品が人気 自社と市場通販でジーンズ8000本販売

2009年 7月28日 20:50

メンズアパレルのネット販売を展開するインフラッツ(本社・東京都目黒区、松永燈樹社長)は男性ファッション誌とコラボして商品化したジーンズが、発売から約3カ月で8000本を売る大ヒットとなっている。雑誌への信頼が商品の付加価値を高めたほか、既存顧客向けの先行予約販売などの施策が奏功した。

インフラッツはジーンズやダウンジャケットを主力とするメンズアパレルの製造小売業を展開。主な販路は仮想モール店舗だが、07年秋から「スマート」(宝島社)、08年秋から「サムライELO」(インフォレスト)の誌上通販ページに商品を供給するようになった。

今回、発売から約3カ月で8000本を突破したのは、独自ブランド「ジョニア ジーンズ」とサムライELOのコラボ商品(写真=カラーチェックプリントロールアップデニム、税込4990円、5色展開)。大柄のチェックを後ろポケットと裾の折り返し部分にプリント。流行のチェック柄で、ジーンズに直にペインティングされたデザインなどが支持された。

人気色はグリーンで、販売本数の4割を占める。なお、スマートともコラボ商品を展開しているが、一型で8000本売れた商品はこれが初めて。

誌上通販だけでなく、インフラッツが運営する通販サイトでも販売した。特に、商品がサムライELOに掲載される1カ月前に、インフラッツが運営する仮想モール店舗などで先行予約を開始。掲載号は六月号(4月24日発行)だったが、掲載紙面が発行される前にサイトだけで3000本を売った。予約期間中は1000円割引としたことも寄与した。

7月1日には、楽天市場のポイントを10倍とする4時間限定のタイムセールを実施。このセール開催をサムライELOに出稿している広告に記載して告知。雑誌読者の誘導も図り、4時間で430万円を売り上げた。

商品は9月号に再掲載が決定。また、同じデザインでショート丈のショートパンツも展開した。

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