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セシール 韓国テレビ通販企業とライセンス契約

2013年 3月28日 11:24

031.jpgのサムネール画像 セシールは3月22日、韓国の大手テレビ通販事業者・GSホームショッピング(GSHS=同・韓国ソウル市、ホーテウス代表理事)との間で、セシールのインナーブランド「セシレーヌ」および「ソッポソッピ」の韓国内における独占的な使用に関するライセンス契約を締結した。GSHS側では、「セシレーヌ」「ソッポソッピ」を資産化ブランドと位置付け、2013年に両ブランドで250億ウォン(約21億円)の売り上げを目指す構えだ。

 GSHSはテレビ通販のほか、カタログやインターネット、モバイル通販も手掛ける韓国の有力通販事業者で、年商は7503億300万ウォン(約600億円)。

 セシールでは、11年12月に、韓国のテレビ通販事業者CJホームショッピングと「セシレーヌ」ブランドの使用に関するライセンス契約を締結している。だが、インナーの販売が難しいとされる冬場からのスタートということもあり、CJHS側の販売計画に達しなかったもようで、次の商品企画につながらないまま契約を解消したという。

 セシールとCJHSのライセンス契約解消を受け、GSHSでは、昨年6月から「セシレーヌ」ブランドを使った商品を展開。販売実績から韓国でも通用するブランドと判断し、今回のライセンス契約締結に至ったもようで、契約の対象となる商品は、ガードルやブラジャー、ブラウス、肌着、パンティ、ストッキング、ソックスなどになる。

 今回の取り組みでは、セシールがライセンサーとして商品の企画・監修、GSHSが商品の製造・販売を担当するもようで、「セシレーヌ」では40~50代をターゲットに、機能性をメーンにレースなどで豪華さを表現した商品を販売。また、4月から展開を始める「ソッポソッピ」については、感度の高い30~40代をターゲットにシンプルなデザインの商品を展開する。

 商品の販売価格としては、テレビ通販で扱うブラとショーツの14点セットが15万9900ウォン(約1万3000円)になるという。

 セシールによると、「セシレーヌ」ブランドは韓国でも知られており、GSHSでは、今回のライセンス契約を足掛かりにインナー関連商品の取り扱いを強化していく考えのようだ。

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