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スタートトゥデイ 最高100万円のキャンペ、ツイッター活用し情報拡散

2012年 1月15日 21:13

スタートトゥデイ(本社・千葉市美浜区、前澤友作社長)は12月20~27日の期間、ツイッターを活用したポイントプレゼントキャンペーンを実施した。最高で100万円相当のポイントが当たるというもので、キャンペーン開始後5時間で参加者が10万人に達するなど当初の想定を上回る数の応募があったようで、期間を通じて約42万人が参加した。冬季セールの時期にCM放映と合わせてキャンペーンを同時展開し、「ゾゾタウン」の認知拡大や新規獲得につなげるのが狙いとみられる。
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 キャンペーンはツイッターのIDを持っていれば「ゾゾタウン」の会員以外でも参加が可能。特設ページ上でツイッターにログインし、メールアドレスを登録してエントリーを行う。エントリー順に発行される番号の中に、当選番号が含まれていると「ゾゾ」で使用できるポイントが付与されるという仕組み。

 ポイントは最高で100万ポイント(1ポイント=1円)。そのほか10万ポイント、1万ポイント、1000ポイントの合計4パターンがあり、100万と10万ポイントは取得日から1年間、1万と1000ポイントは2012年1月末まで有効とする。

 キャンペーンに参加すると、ユーザーは自動的に「ゾゾ」の公式ツイッターアカウントをフォローし、各ユーザーのアカウントからキャンペーンの結果がつぶやかれる仕掛けになっている。そのため「当初の想定を上回るスピードで情報が拡散された」(想像戦略室)としており、既存の「ゾゾ」会員だけでなく、新規ユーザーの参加も多かったようだ。

 実際、キャンペーン開始から5時間で10万人が参加、翌21日には30万人を突破し、終了時には参加者は合計で41万9431人にのぼったという。付与したポイント総額は非公開だが、少なくとも4000万円相当を上回るポイントを発行したとみられる。

 また、12月28日には24時間限定の「敗者復活戦」を開催。キャンペーンでポイントを取得できなかったユーザーや初参加者を対象に、10万、1万、3000、1000といった4パターンのポイントを付与した。

 同社によると、ツイッターを使った本格的なキャンペーンは今回が初めて。「ゾゾ」を利用したことがないユーザーと「出会いのきっかけ」(同)を作るためSNSを利用したキャンペーンの実施に至ったとしている。

 冬季セール開始に合わせ12月から放映しているテレビCMでは、タレントを初めて起用するなど幅広い層へ「ゾゾ」を訴求している同社。このタイミングでポイントキャンペーンを同時展開することで認知拡大と新規獲得に拍車をかける狙いとみられ、1月から開始したセール本番での利用促進を見込んでいる。


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