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【流行の芽】千趣会 日常のギフトシーン創出、「きもちを伝えるポチテント」

2012年 1月18日 15:47

 8-2.JPG日常生活の中で気軽にギフトを楽しみたい。千趣会が頒布会形式で展開する「マンスリークラブ」の2月の新商品として投入する「きもちを伝えるポチテント」(画像)は、そんなニーズにマッチしたギフトツールだ。商品は様々なデザインを施した三角すい型の"ぽち袋"。菓子などを入れて渡すことにより、気軽にギフト気分を味わえるようにした。

 「きもちを伝えるポチテント」は、ジャパンネットデザインとの共催による第2回クリエイティブコンペティション「1000cc」(テーマ・Wonder  gift tool)で審査員特別賞を受賞した長田奈緒さんの作品を商品化したもの。心づけやお年玉を入れるぽち袋とギフトボックスの中間に位置するギフトツールとして展開する。

 デザインは、長田さんと人気クリエイターの計6人でデザインを考案し、旅の土産に使える「World travel シリーズ」のほか、季節の挨拶やおすそ分け向けの「Season's Greetingsシリーズ」、スイートなモチーフの「Happy&Girlyシリーズ」、子供向けの「Boys&Girlsシリーズ」、縁起の良い動物をあしらった「Lucky Animalsシリーズ」、カラフルな花をモチーフにした「Colorful Flowersシリーズ」の6種類を用意。様々な利用シーンへの対応を図った。

 6回お届けのシリーズ商品でポチテント大2枚と小4枚、メッセージカード、シールをセット。毎月1シリーズずつ届ける仕組みで、価格は毎月480円(税込)になる。

 通販各社では、いかに顧客の心に響く商品を開発するかに日々頭を悩ませているはずだが、"売り上げ"を意識すると発想を変えた商品は考えつきづらいもの。柔軟な発想を持つ若手クリエイターの作品を商品化した「きもちを伝えるポチテント」が日常の中での新たなギフトシーンを創出するか、動向が注目される。


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