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同イベントは「働く人に『うれしい』を届け続ける共創イノベーション」をテーマにシニア関連事業を行うAgeWellJapan、卸売・仕入れのBtoBプラットフォームなどを運営するgoooods、コミュニティサイト構築支援のコミューン、通販サイト構築支援のSTORES、検索型FAQシステムなどを運営するHelpfeelの各担当者が登壇。1社10分を目安に、アスクルの吉岡晃社長をはじめとする会場の詰めかけた87人のアスクルの幹部や社員、また、Zoomでオンライン視聴する224人の社員に向けて、自社が展開中のサービスを活用してアスクルの既存サービスをさらによくするためのアイデアやともに新たなサービスを行う協業アイデアなどのプレゼンテーションを行った。プレゼン後には社員や幹部から各登壇者へ質問が寄せられるなど盛り上がりを見せた。
同社がピッチイベントを行ったのは今回が初めて。吉岡晃社長の発案だったという。同社では次期中期計画を作成中で「当社は事業を始めて30年が経つ。これから10、20年先、どのように事業を行っていこうかと考え、また、踊り場にいる現状をどう乗り越えて、再び成長させていくために現状新しい領域、新たなことに挑戦したいと考えたが、社内からなかなか新たな発想が出てこないというジレンマがあった。皆、既存の事業の磨き込みは一所懸命に行うが新しいものを生み出すのは難しいわけだ。悶々と考えているよりはいっそのこと、当社のアセットを外部に開放して(新しいアイデアの)提案をもらおうと考えた。日本には素晴らしい野望を持ったテクノロジーを駆使したスタートアップが生まれてきている。
定期的にピッチイベントを実施していきたい意向。今回はZベンチャーキャピタルが出資する企業のみの参加となったが、今後は様々なスタートアップ企業に参加を呼びかけていく方針。「(優れたサービスを持ったスタートアップと協業することで)当社のサービスの質やお客様の満足度を高めていきたい」(吉岡社長)としている。