未来の食卓は2月19日、優れたご当地の冷凍食品を表彰する「日本全国!ご当地冷凍食品大賞2024-2025」の表彰式を都内で開催した。グランプリには、水産加工品を取り扱う望仙の「贅沢桜えびかき揚げ」が選出された。

　1次書類審査、2次商品審査、3次最終審査を経て、最高金賞4品、金賞5品、審査員特別賞6品、アサヒ十六茶賞2品、優秀賞49品が選出された。表彰式当日は、食の専門家たちによって最高金賞4品の中からグランプリ決定投票がなされ、投票の結果、望仙の「贅沢桜えびかき揚げ」がグランプリとなった。

　望仙は静岡・由比の名産である桜エビを中心に取り扱う明治20年創業の海鮮問屋。自社通販サイトをはじめ、「うまいもんドットコム」など他社通販サイトでも販売を行っている。「贅沢桜えびかき揚げ」は桜エビの旨みとサクサクとした食感を楽しめる商品。

　グランプリを受賞した望仙の望月俊孝事業戦略統括マネージャーは、「この商品は全て手作りのため、お届けまで時間をいただいてしまうこともあるが、お客様が納得のいく美味しいかき揚げをお届けできるよう、これからも1枚1枚丁寧に作っていく。この商品を通して桜エビの魅力を発信し続け、地元を盛り上げていきたい」とコメントした。

　望仙に加え、ユートピアアグリカルチャーのチーズケーキ「CHEESE WONDER(チーズワンダー)」、山田家物流の「讃岐すき焼うどん」、キノシタコーポレーションの菓子「凍天(しみてん)」の全4品が最高金賞を受賞した。「味」「ストーリー性」「パッケージやデザイン」「独創性」の4項目・100点満点において審査される本大賞で、いずれも合計90点以上を獲得した。

　金賞はスタイルブレッドの「はじめてパンセット」を含む全5品が受賞した。

　受賞商品の一部は、2月21日から松屋銀座地下2階の「ギンザフローズングルメ」、2月25日から「楽天市場」内の冷凍グルメ特集で販売する。