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森下仁丹 基礎化粧品の商品力強化、独自素材の機能性を追求

2010年 5月13日 19:44

8a1.jpg 森下仁丹は5月1日から、通販専用の基礎化粧品新ブランドとして「ビフィーナ BPSLAB(ビーピーエスラボ)」の展開を始めた。既存の基礎化粧品を刷新したもので、独自成分「ビフィズス菌産生多糖体」(BPS)と15種類の機能性成分を配合した洗顔石けんや化粧水など七アイテムを投入。食品などの有力メーカーが相次ぎ基礎化粧品通販に参入する中、得意の「ビフィズス菌」を使用し商品力を高めた新シリーズの展開で拡販を進める構えだ。

 「BPSLAB」シリーズとして発売したのは、「オイルクレンジングEX」(容量200ミリリットル)、「洗顔ソープEX」(同80グラム)、「ローションEX」2品(同180ミリリットル※化粧水)、「エッセンスEX」(同30ミリリットル※美容液)、「クリームEX」(同35グラム)、「クリアベースEX」(同30ミリリットル※化粧下地・ファンデーション)の7アイテムで、価格(税込)は2,625―5,250円。

 独自成分の「BPS」は、ビフィズス菌研究から生まれたウォータープロテクション成分で、肌の表面に水のベールを作って角層内に水分を蓄えるとともに、外的な刺激から肌を守るという。

 今回の新ブランドでは、「ビフィズス菌発酵エキス」や「ヒアルロン酸」など四種類の「BPS」機能サポート成分、「タチバナ果実エキス」「ツバキ花エキス」など11種類の植物由来保湿成分を全商品に配合。また、洗顔液を「オイルクレンジングEX」と「洗顔ソープEX」の2ステップにしたほか、「ローションEX」で「しっとり」タイプと「とてもしっとり」の2種類を用意(税込価格各3,675円)し、顧客の声をもとに商品構成も見直した。

 ターゲットは40代以上の女性顧客に設定。インナー顧客向けの商品告知の反応を見た上で、新規顧客向けの広告展開の方向性を検討していく。

《通販 9号 08面 03》

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