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千趣会、買い物通じ社会貢献 「ピンクリボン」「マザーシーズ」協賛商品を投入

2009年 8月12日 13:15

 千趣会は商品の販売を通じた女性支援の社会貢献活動を積極化する。8月発刊の秋冬カタログで乳がんの早期発見・治療等を啓発する「ピンクリボン運動」および野菜の種や苗を送り、スリランカの母親の自立を支援する「スマイルシーズ」について、売り上げの一部を寄付する協賛商品を新たに投入。顧客とともに社会貢献活動に貢献する企業姿勢を打ち出していく。

 「ピンクリボン運動」の協賛商品は、カタログ「私たちの暮らす服」「私たちの住まいと雑貨」で展開しており、「暮らす服」では、ブラジャーやショーツ5商品を掲載。「スマイルシーズ」協賛商品は「私たちの暮らす服」「マタニティ&ベビーforマタニティ」「同forベビー」で7商品を展開し、「マタニティ&ベビー」では、カタログ裏表紙でオーガニックコットンのカットソーや母子そろいのキルトジャケット等を掲載している。また、サイト上でも協賛商品の販売ページを設ける。

今回の取り組みでは、「ピンクリボン運動」協賛商品の売り上げの一部を、日本対がん協会「乳がんをなくすほほえみ基金」に、「スマイルシーズ」プロジェクト協賛商品の売り上げの一部については、プロジェクトを手掛けるNPO法人「JEN」(ジェン)に寄付。顧客に対しても、各運動に関するリーフレットを商品と一緒に届け、理解深耕を図る。

 同社は、顧客が社会貢献活動に参加できるサービスを提供することで、顧客との新たな関係性の構築につなげる考え。既に環境面では、佐川急便と組み、宅配便一回の利用で発生するCO2相当分の排出権購入費用を顧客と佐川急便、同社の3社で負担し政府に譲渡する取り組みも行っている。

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